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8月, 2020の投稿を表示しています

そもそもGDPとは何なのかと、経済回復に対する見解

 久しぶりに経済のお話。 経済学を学び始めたら、一番最初に習うことがGDPと思います。まあ大学の経済学部でまともに経済を勉強しているやつなんていなくて、GDPの説明すら満足に出来ないようなやつばっかなんですけどね。それでもバイトとかサークルとかの実績で就活出来てるんですから日本の就活ってまじで糞すぎんですよね。 さて、それはともかくGDPについてです。GDPは一言で表すと 『付加価値の合計』 と言われます。 どういうことなのか?例えば、150円のオレンジジュースを買ったとしますよね。そのジュースには様々な価値が付加されています。農家がオレンジを作り、それをJAが買い取り、商社を通じてジュースメーカーに渡り、ジュースを作る会社も美味しくするために色々と試行錯誤したり研究したりし、もちろん水も必要ですし、オレンジジュースを作るための機械、広報、ラベル、ペットボトル、色々とお金がかかります。そしてそれがスーパーやコンビニの店頭に並び、ここでも宣伝やら接客やら店の土地代やら、何かとお金がかかります。 これらのお金が合計した結果、ジュース1本あたり150円という価格なわけですね。つまり、150円のジュースには150円の価値が付加されており、これを付加価値と言うんですね。 もちろん付加価値は他にも色々とあります。最近ではサブスクという形でネット上のサービスにお金を支払うことも増えましたし、旅行に行けば宿泊という形でお金を支払います。これらはモノではないですが、そのサービスに価値が付加され、それにお金を支払っているため、付加価値と言えます。 付加価値の合計ということを更にまとめた言い方をすると『 消費額の合計 』ということになります。 故に、GDPの計算式自体はそんなに難しいものじゃあありません。以前 こちら の記事でも書きましたが、経済には3つの主体が存在します。 ・政府 ・家計 ・企業 の3つです。この3つの主体が年間に支払った金額の合計が『消費額の合計』となるわけです。政府は Government の頭文字である" G "を、家計は Consumer の頭文字である” C "を、企業による消費とは、設備投資のことなので Investment の” I "を使って、このように表されます。 GDP = G + C + I となりますが

Linux録画サーバーの備忘録

 Linux MintとW3PE4を使った録画サーバーを構築するときにやったことを忘れないためと、情報の共有のために投稿。 必要なものは ・PC ・W3PE4 ・カードリーダー(SCR3310) ・ググる力 ・やる気 やることは ・Mintの必要パッケージのインストール ・W3PE4の非公式ドライバのインストール ・カードリーダーのドライバのインストール ・arib-b25のインストール ・Node.jsのインストール ・録画コマンドのインストール ・Mirakurunのインストール ・EPGStationのインストール ・MySQLのインストール ・各種設定 W3PE4で電波を受信し、それをB-CASで復号し、そのためにb25というのが必要らしい。そしてW3PE3を管理するためにMirakurunを使い、録画を管理するためにEPGStationを使う。 Mintをインストールしてすぐは当然 sudo apt update sudo apt upgrade で必要パッケージの更新を行い、次に sudo apt install build-essential と入力し、必要パッケージをインストールする 次にW3PE4の非公式ドライバのインストールは https://github.com/nns779/px4_drv を参考にする。具体的には端末で git clone https://github.com/nns779/px4_drv.git cd px4_drv cd fwtool make wget http://plex-net.co.jp/plex/pxw3u4/pxw3u4_BDA_ver1x64.zip -O pxw3u4_BDA_ver1x64.zip unzip -oj pxw3u4_BDA_ver1x64.zip pxw3u4_BDA_ver1x64/PXW3U4.sys ./fwtool PXW3U4.sys it930x-firmware.bin sudo mkdir -p /lib/firmware sudo cp it930x-firmware.bin /lib/firmware/ cd ../ cd driver make sudo make install cd ../ とやればいいはずだ。インストール出来たかどうかは $ lsmod |

今持ってないのであれば4Kテレビを購入するのは待ったほうが良いのではないかという話

4K放送が開始してから少し時間が経ち、家電量販店のテレビの売上はほとんどが4Kテレビらしい。 そもそも4Kというのは何なのかと言うと、テレビやスマホ、PCなどのディスプレイは小さな粒(ドット)がたくさん並んで画面を表示している。そのドットの数がフルハイビジョンでは横に1920、縦に1080個並んでいおり、4Kではそのドットの数が2倍になり横に3840、縦に2160個並んでいるのだ。この横の3840という数字が4000に近いということで4Kと名付けられた。実際には160個ほど足りないのだが、細かいことは気にしないのだろう。 さて、ではタイトル通り、現時点で4Kテレビを購入するのは待ったほうが良いというのはなぜかというと、地デジの4K化の話が出てきたからだ。 結論から書くと、おそらく 現在の4Kチューナー内臓のテレビやレコーダーでは数年後開始すると思われる地デジ4Kを見ることは出来ない。 新しいチューナーを別途買わされることになるだろう。それでも良いというのであれば今買っても問題はないと思う。 なぜ再生できないと思われるかについて話す前に、動画のことについて話そう。 我々はスマホやカメラで撮影したり、テレビを録画したり、PCで画面をキャプチャして生放送したりしているが、その過程で必ず『圧縮』というものが行われている。動画は圧縮しなければ容量が大きすぎてマトモに扱えないからだ。もしフルハイビジョンの動画を30分、一切圧縮しなかったとしたら、条件にもよるが、おそらく容量は30GBや50GBとか、そんな数字になってしまうだろう。それではすぐにデバイスの容量を食いつぶしてしまう。 そこで『 出来るだけ画質を維持しながら容量を削減する技術 』というのが重要になり、動画を圧縮する技術が生まれた。 この技術は簡単に言えば『 ルール通りに動画を圧縮し、ルール通りに再生すれば少ない容量で高画質な動画を再生可能 』であり、このルールのことを『コーデック』と呼ぶ。 このコーデックは進化を続けており、年々圧縮率がより高くなっている。圧縮率が高くなると ・同じ容量でより高画質な動画になる ・同じ画質でより容量を少なく出来る この2つの使い方が出来る 現在、インターネットの世界で主流なのはMPEGという業界が策定した『H264』というコーデックであり、別名を『AVC』と呼ぶ。環境にもよるが、ほとん