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xbox game pass for PCからSteamにデータ移行する方法の備忘録

 xboxgamepass(以下ゲーパス)は定額でゲームをプレイし放題の革新的なサービスである一方、ある落とし穴が存在する。 こういうサービスなので、ゲームが配信終了されることもたまにあり、それ自体は仕方のないこととして納得するものの、ゲーパスのゲームのセーブデータはクラウドに保存され、ユーザーはそれにアクセスすることが不可となっている。 つまり、面白かったからSteamで購入し、セーブデータを移行して続きからプレイする事は出来ない。というクソ仕様だ。Microsoftからすれば、xboxで購入してプレイしろよという話なのだろうが、あんな使いにくいゴミアプリはゲーパス以外の価値はない。 ここから本題。先程、セーブデータはクラウドに保存され、ユーザーはそれにアクセスすることが出来ないと述べたが、実際には名前を変えてローカルにも保存されている。以下はセーブデータの移行方法。 注意点として、全てのゲーム、環境でこの方法が使えるわけではないので、悪しからず。 また、予めSteamでゲームを購入し、そのゲームのセーブデータを作っておく必要もある。 この方法でセーブデータが消去されてしまったとしても、私は一切の責任は取らない。 今回移行するゲームはProject Wingman まず、C:\Users\User\AppData\Local\Packages\にアクセスする。 長い名前のフォルダがあるが、セーブデータが保存されていると思われるフォルダはゲームのデベロッパーかパブリッシャーの名前を含んでいるので、検索して探す。Project Wingman の場合はHumbleと検索すると見つかる。探しているゲームに合わせて検索ワードを変えて探し、フォルダの中に入る。 次にSystemAppDataのフォルダに入り、その中のwgsというフォルダに入る。wgsには"t"というフォルダと、めちゃくちゃ長い名前のフォルダの2つがあるので、めちゃくちゃ長い方に入る。 中には変わった名前のフォルダがいくつかあると思う。 ゲームによって多少変わるものの、ゲームのセーブデータはいくつかのファイルから構成されている。このフォルダはそのファイルを1つ1つフォルダ分けし、名前を変えられてこの中に入っている。 なので、この中にあるファイルの名前を1つ1つ変更し、Steamのフォルダに
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凱旋門賞に向けてパリロンシャン競馬場の軽いレポート

いざ凱旋門賞 日本競馬がこれまで何度も立ち向かい、ディープインパクトやオルフェーヴルでも勝利することが出来ない世界の壁であり最大の鬼門。 今年は日本からはタイトルホルダー、ドウデュース、ディープボンド、ステーフーリッシュの4頭が出走予定。 そんな凱旋門賞はフランス、パリにあるパリロンシャン競馬場にて行われる。 パリ大賞(GI)が行われる7月14日にパリロンシャン競馬場を訪れたので、今回はその簡単なレポートをつらつらと書いていく。 1857年という今から165年も前に開場したこの競馬場は世界で最も美しい競馬場とも言われており、先述した世界最高峰のレースである凱旋門賞が行われる競馬場として有名。 パリ郊外のブローニュの森という森の中に造られており、アクセスする手段はバスに限られる。メトロの駅から歩けない距離でないが、40分以上は余裕でかかるのでおすすめはしない。 日本の競馬場は街なかに人工芝を用いて作られるが、欧州の競馬場の多くはもともと自然が会った場所に競馬場を建設する為、大きな競馬場でもアクセスが悪いことは珍しくない。また水はけが悪く、馬場状態が悪化しやすく回復しないのも特徴の一つだ。 これが日本の走りやすい芝に特化した競走馬が欧州ではなかなか勝てない所以と一般的に言われている。 入場券はかなり高額で€20(2800円程度)もする。早期にネット予約すればもう少し安くなるが、日本と比べると非常に高額。 入場ゲートをくぐると、金色に光るスタンドとそれに続く階段が目に入り、その奥には馬の銅像が置かれている。 この馬はグラディアトゥールという馬で1862年にフランスで生産され、英2000ギニーステークス、ダービーステークスを勝利。仏に戻りパリ大賞典(パリ大賞)にも勝利。その後再び渡英しセントレジャーステークスを勝利して史上二頭目の英クラシック三冠馬となる。 生涯戦績19戦16勝という圧倒的な強さを誇った馬。 当時のフランス競馬はイギリスかぶれの貴族たちによって行われていたものの、イギリス本国と比較すると劣っていた。そんな中でフランスの馬がイギリスのクラシックを総なめしたというのだから、その人気は絶大なものだっただろう。銅像が作られるのも納得である。 さらに進み、右に曲がるとパドックが見える。パドックの作りは日本と大きく違い、かなり長い長方形となっている上、木々が生えている。

docomoで一括請求してる人がahamoに変えるときの注意点

 ドコモの注目されているプラン、ahamo もともとはサブブランドのつもりで立ち上げたようで、ドコモのシステムとは別のシステムになっているらしく、手続き方法でやらかすと面倒なことになる(なった) 私はこれまで家族のシェアパックに加入しており、請求はすべて父に一括請求されていた。大学生になってからはさすがに自分の料金分を現金で父に渡していたが。 そして社会人になり、同時にahamoが始まったので、ahamoに変えると同時に支払いも自分の料金分は自分のクレカで支払おうと思った。 しかし、my docomoから支払い方法を変更しようとすると、以下のような画面になる どうやら、一括請求グループであるため、支払い変更はオンラインからではできないのだ。 結論としては、 この時点でドコモショップに行くか、インフォメーションセンターに電話していれば面倒くさくならずに済む 私は、とりあえず今はいいかと思い、ahamoを先に契約したのだ。これが大きな間違いだった。 ahamoを契約すると、もうドコモショップからも、インフォメーションセンターからも支払い方法の変更はすることができなくなる mydocomoから変更しようとすると、相変わらず上記の画面が表示されるが、インフォメーションセンターに電話しても無意味だ。ahamoのチャットを使うように言われる。 で、ahamoのチャットを利用しても、その場で変更はできない。郵送での手続きが必要になる旨を伝えられる。 郵送に必要な書類は、ahamoのサイトから入手可能だ。 書類は サポート→ユーザー情報・契約『その他の手続き』→各種お申込書などのダウンロード→一括請求申込書→一括請求申込書【一括請求グループからの子回線廃止】(PDF形式) から入手可能だ。かなり下の階層にあるので、何の情報もなしに見つけるのはそれなりに困難だと思われる。 ちなみにahamoのチャットもつながるのにかなり時間がかかるし、結局は上記の書類郵送による手続きを進められるだけだと思うので、チャットするだけ無駄だと思う。 どのくらいいるか分からないが、同じ状況で困っている人がいて、参考になれば幸いだ。 以上

Azureを使って高性能なクラウドVMでゲームをやってみる

クラウドゲーミングの時代はもう少し先になりそうだ。 STADIAは失敗に終わりそうだし、Apple Arcadeも動きがない。Amazon Lunaはまだサービス開始前だがどうなるかわからない。 結局、遅延やラグという問題がなかなか解決できずに、主流のfpsやアクション性の強いゲームを好む層に普及しなかったようだ。 私はかねてより、クラウドゲーミングと最も相性が良いのはシミュレーションゲームである。と考えてきていた。ゲームによってはとても高いPCスペックを要求されるし、多少の入力遅延は一切気にならないからだ。 ところが、シミュレーションゲーム自体があまりメジャーなジャンルではないということもあり、シミュレーションゲームを豊富に取り揃えるクラウドゲーミングプラットフォームはない。 私は、cities skylinesというゲームが好きなのだが、PCのスペックが足りず、買い換えようにもお金もないし、GPUなんかは高騰しているので今は本気で時期が悪い。 GeForce NOWでこのゲームはプレイ可能だが、MODが使えないで少しきつい。 そしてこのcities skylinesというゲームはかなり重い設定で遊ぶとおそらくRyzen9にRTX3090を搭載しても快適とは言い難いようなゲームだ。 そこで、クラウドコンピュータを使ってハイスペックなPCでSteamのゲームを遊んでみようと思い立った。 クラウドコンピューターは今までほとんど使ったことがないので、色々と手間取ったが、一応形にはなったので、これはその備忘録である。 なお、これらは本来はゲームの用途に使うものではないため、おそらく期待しているようなパフォーマンスは発揮できないと思われる。 また、 Azureは従量課金性であるが、 以下の手順に従った結果、高額な金額を請求されたとしても私は一切の責任を負わない。 ・クラウドの選択 クラウドコンピューターと一口に言ってもいくつかある。代表的なものとしてはAmazonのAWS、MicrosoftのMicrosoft Azure、GoogleのGCPの3つだが、今回はMicrosoftのAzureを選択した。理由としては単純で、これはWindows10Proを使うことができるのだ。AWSとGCPも確かにWindowsは選べるが、Windows Serverしか選択できない。 おそ

アニメを4k60fpsにしてみる

時間はかかるが実感しにくい。完全に自己満足。 現代において映像の一つの目指す点は4kと60fps化だ。エンコードするときに設定を4kにして60fpsに設定すると、数値上を4k60fpsにすることは可能だが、それは数値上のものだけであり、実際に見ても差異はないので意味がない。 それに現行放送は1440x1080で放送されているが、どうもアニメは720pで制作されているそうだ。 例えアニメの4k放送やUHD BDが発売されたとしても、それはおそらく疑似4kだろう。 また、TVの機能でアップコンバートしてフレーム補間も可能だが、これではそのTVで再生するときにアップコンバートするだけで、ファイル自体が変わるわけではない。なので映像のファイルそれ自体を4k60fps化したいのだ。 さて、一応だが、フリーソフトでこれらの夢を叶えることは可能だ。ただ時間とHDDにそれなりの余裕が必要ではあるが。 手順としては 動画をffmpegを用いて画像と音声にバラす waifu2xを利用して先程ばらした画像をニューラルネットワークを用いて4kにアップコンバートする 4k画像を再び動画化し、音声と合体させる AMDのVega以前のGPUであれば利用可能なFluid Motionを用いて60fps化する 以上で完成だ ハードウェアで用意するものはAMDのVega以前のGPUのみである。Vega世代であれば最も望ましい。あとはフリーソフトだけでなんとかなる。 あとコマンドラインでアプリが使えないとかなりきつい。 まず、4k化についてだ。AI Scalerというソフトを使えば高品質なアップコンバートが可能なそうだが、20万円もするので却下だ。Video Enhance AIというソフトは199ドルで購入のハードルは低いが、今回はフリーソフトのwaifu2xを使用する。 このソフトはニューラルネットワークを用いて動画をアップコンバートするものではなく、画像ファイルをアップコンバートするものなので、一度動画を全てばらして画像ファイルにする。ffmpegを使用すれば簡単だ。 ffmpeg -i "input" -c:v tiff "output\image_%04d.tiff" をコマンドラインから入力すればいい。inputには使用する動画ファイルを、output

ルーターが壊れた

 Wi-Fiルーターって可動部がないのでそうそう壊れるものではないと思ってたんですけど、壊れました。 私は子供部屋おじさんなので、2階建ての家の2階に住んでいて、回線は1階に引いてあります。そこにWi-Fiルーターを置いています。 私の部屋には中継機能付きのルーターをもう一つ購入し、これの中継機能を使って電波を受信。そしてそのルーターにメインPC、録画PC、ps4を有線で繋いで使用しています。 ちなみに1階においてあるルーターはeo光のレンタル品でNEC製です。そして私の部屋においてあるのはNECのWG1900HP2です。 録画PCではかなりネットワークを酷使しているのですが、まあそれでもルーターが壊れることはないでしょう。と思っていました。 しかし壊れました。症状としては ローカルネットワークには接続できるが、インターネットに接続できない。仮にインターネットに接続できたとしても、pingが遅く、接続が不安定 というものでした。 治そうと色々と試したことは ・再起動 ・初期化 ・再設定 ・LANケーブルの抜き差し、LANケーブルを変更、接続ポートを変える ・PCの方のLANアダプタを初期化したり、ドライバの再インストール 以上のことを全てやりました。ダメでした。 pingコマンドが不安定。通常は3~5msくらいで推移する pingがとても遅く、不安定で、しかもpingコマンドは通っても画像などのファイルを表示しようとするだけで接続が途切れてしまい、すぐにアドレスに届かないと言われます。また接続できているときでもタイムアウトしたりします。使い物になりません。 仕方ないので、前まで使っていたWF1200HPというルーターを中継機として代用してみると、こちらのルーターに変更してからは、問題なく使えています。 ルーターを変えることで症状が改善するということは、やはり原因はWG1900HP2ということになりました。 しかしWF1200HPはこれは100Mbpsしか使えず、1000Mbpsに対応していないので、速度が遅いのです。 仕方ないので新しいものを購入しました。プライムデーで。 最近、何かと問題になっているHuaweiのWS5200というものです。セールで2400円くらいでした。 https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0816R4HFR

G Suiteで容量無制限プランがなくなったので代替を探す

 おのれ一体誰のせいで… 少し前の記事 で『Googleドライブを容量無制限で使う方法がある』という記事を書いた しかし本日、以下のようなニュースが飛び込んできた 「G Suite」が新ブランド「Google Workspace」に、新機能も続々 以下のように記述されている。  従来プランと新プランでは、サービス内容がいくつか異なる。たとえばGoogleドライブの容量は、従来の「ビジネス」では無制限(5ユーザー以上)だったが、新プランで同額の「スタンダード」は1人あたり2TB、少し高機能な「プラス」では5TBと上限が設定される。   容量無制限はなくなった。プランを変えてもだめ。なくなるのだ。 悲しい… しかしながら、もう録画環境を構築してしまったし、これから録画するものをHDDに保存するのは現実的ではない。よって代替となるクラウドストレージを探すしかない MS、Amazon、Googleの三大巨頭が陥落した今、私が知っているのは以下に絞られる ・BOX ・Dropbox ・BackBlaze ・Amazon S3 BackBlazeはHDDの故障率の統計を出している会社として有名かもしれないが、本業はクラウドストレージだ。低価格で容量無制限だが『速度が遅い』『コマンドラインから使えない』の2つのデメリットがある。これは無視できないため却下 Amazon S3はAWSのサービスで定額無制限ではなく従量制だ。非常に安価ではあるが、将来的に容量がどんどんと増えていくことを考慮すればやめておくべきだろう。またコールドストレージであるため、ダウンロードに時間がかかる上、お金がかかる。却下だ そして残ったのはBOXとDropboxだ。どちらもビジネスプランで3ユーザー以上いれば無制限で利用可能だ。有志を3人募って割り勘すれば良い。それぞれには以下のメリットとデメリットがある。 BOX ・メリット:安価 ・デメリット:ファイル上限が5GBに制限 Dropbox ・メリット:ファイル容量の上限がない ・デメリット:価格が少し高めであることと、『無制限』と明言されておらず『チームの必要に応じて容量を追加』としか記載されていないのが気がかり 以上だ。特にDropBoxの『チームの必要に応じて容量を追加』という記載は気になる。これは無制限という意味で良いのか疑問だ。この疑問があるため、