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10月, 2022の投稿を表示しています

xbox game pass for PCからSteamにデータ移行する方法の備忘録

 xboxgamepass(以下ゲーパス)は定額でゲームをプレイし放題の革新的なサービスである一方、ある落とし穴が存在する。 こういうサービスなので、ゲームが配信終了されることもたまにあり、それ自体は仕方のないこととして納得するものの、ゲーパスのゲームのセーブデータはクラウドに保存され、ユーザーはそれにアクセスすることが不可となっている。 つまり、面白かったからSteamで購入し、セーブデータを移行して続きからプレイする事は出来ない。というクソ仕様だ。Microsoftからすれば、xboxで購入してプレイしろよという話なのだろうが、あんな使いにくいゴミアプリはゲーパス以外の価値はない。 ここから本題。先程、セーブデータはクラウドに保存され、ユーザーはそれにアクセスすることが出来ないと述べたが、実際には名前を変えてローカルにも保存されている。以下はセーブデータの移行方法。 注意点として、全てのゲーム、環境でこの方法が使えるわけではないので、悪しからず。 また、予めSteamでゲームを購入し、そのゲームのセーブデータを作っておく必要もある。 この方法でセーブデータが消去されてしまったとしても、私は一切の責任は取らない。 今回移行するゲームはProject Wingman まず、C:\Users\User\AppData\Local\Packages\にアクセスする。 長い名前のフォルダがあるが、セーブデータが保存されていると思われるフォルダはゲームのデベロッパーかパブリッシャーの名前を含んでいるので、検索して探す。Project Wingman の場合はHumbleと検索すると見つかる。探しているゲームに合わせて検索ワードを変えて探し、フォルダの中に入る。 次にSystemAppDataのフォルダに入り、その中のwgsというフォルダに入る。wgsには"t"というフォルダと、めちゃくちゃ長い名前のフォルダの2つがあるので、めちゃくちゃ長い方に入る。 中には変わった名前のフォルダがいくつかあると思う。 ゲームによって多少変わるものの、ゲームのセーブデータはいくつかのファイルから構成されている。このフォルダはそのファイルを1つ1つフォルダ分けし、名前を変えられてこの中に入っている。 なので、この中にあるファイルの名前を1つ1つ変更し、Steamのフォルダに

凱旋門賞に向けてパリロンシャン競馬場の軽いレポート

いざ凱旋門賞 日本競馬がこれまで何度も立ち向かい、ディープインパクトやオルフェーヴルでも勝利することが出来ない世界の壁であり最大の鬼門。 今年は日本からはタイトルホルダー、ドウデュース、ディープボンド、ステーフーリッシュの4頭が出走予定。 そんな凱旋門賞はフランス、パリにあるパリロンシャン競馬場にて行われる。 パリ大賞(GI)が行われる7月14日にパリロンシャン競馬場を訪れたので、今回はその簡単なレポートをつらつらと書いていく。 1857年という今から165年も前に開場したこの競馬場は世界で最も美しい競馬場とも言われており、先述した世界最高峰のレースである凱旋門賞が行われる競馬場として有名。 パリ郊外のブローニュの森という森の中に造られており、アクセスする手段はバスに限られる。メトロの駅から歩けない距離でないが、40分以上は余裕でかかるのでおすすめはしない。 日本の競馬場は街なかに人工芝を用いて作られるが、欧州の競馬場の多くはもともと自然が会った場所に競馬場を建設する為、大きな競馬場でもアクセスが悪いことは珍しくない。また水はけが悪く、馬場状態が悪化しやすく回復しないのも特徴の一つだ。 これが日本の走りやすい芝に特化した競走馬が欧州ではなかなか勝てない所以と一般的に言われている。 入場券はかなり高額で€20(2800円程度)もする。早期にネット予約すればもう少し安くなるが、日本と比べると非常に高額。 入場ゲートをくぐると、金色に光るスタンドとそれに続く階段が目に入り、その奥には馬の銅像が置かれている。 この馬はグラディアトゥールという馬で1862年にフランスで生産され、英2000ギニーステークス、ダービーステークスを勝利。仏に戻りパリ大賞典(パリ大賞)にも勝利。その後再び渡英しセントレジャーステークスを勝利して史上二頭目の英クラシック三冠馬となる。 生涯戦績19戦16勝という圧倒的な強さを誇った馬。 当時のフランス競馬はイギリスかぶれの貴族たちによって行われていたものの、イギリス本国と比較すると劣っていた。そんな中でフランスの馬がイギリスのクラシックを総なめしたというのだから、その人気は絶大なものだっただろう。銅像が作られるのも納得である。 さらに進み、右に曲がるとパドックが見える。パドックの作りは日本と大きく違い、かなり長い長方形となっている上、木々が生えている。